洗面所のリフォームをしたい!と思ったら〜「洗面化粧台」とは?
「洗面所」いうと、顔を洗ったり、手を洗ったり、髪を整えたり、化粧をしたり、と身支度をするスペースを指しますね。「洗面台」とは、洗面ボウルと水栓金具だけのシンプルなものを指します。
それに対して、「洗面化粧台」は、洗面台にプラスして、カウンターや鏡・収納棚などがついていて、化粧などもできるものという意味です。
各メーカーから発売されているものは、「洗面化粧台」がほとんどです。その中でもハンドシャワー機能がある水栓が付いている「シャンプードレッサー®」と呼ばれる洗面化粧台は、TOTOが登録している商品名なので、TOTO以外のメーカーは、「洗面化粧台」と呼んでいます。(ウォシュレット®と同じですねー)
洗面化粧台を新しいものに取り替えて、洗面所の内装も一新したい、ということが、“洗面所のリフォーム”で多くいただくご要望です。
では、どんな風に進めていくと良いのでしょうか。
我が家の現在の洗面所をチェックしてみましょう
洗面所は、お風呂場の近くにあることが多いので、お風呂に入るための“脱衣所”としての使いやすさも、ポイントです。今、使っている洗面台と同じ大きさが良いのか、小さくしたいのか、大きくしたいのか(大きくできるのか)、などご家族でご要望をまとめておくのも大事です。
しかし、スペースに限りがあって何でも対応できるかというと、実は厳しい場合が多いのです。特に新築分譲の一戸建てやマンションは、造り付けの洗面化粧台ということから、お宅ごとに中途半端なサイズで施工されていて、いざリフォームを考えた時にメーカーの規格サイズが当てはまらない、どうしたらいいのだろう?と考えてしまうケースがあります。
例えば、間口(洗面化粧台の横幅)が120㎝ですと、メーカーの規格サイズにご用意があるのですが、「今、126㎝だから、6㎝も隙間ができてしまうの?」といった感じです。
洗面化粧台の規格サイズに当てはまらない場合
このような時、いくつかご提案できることがあります。
小さいサイズの洗面化粧台を入れて隙間を埋める方法
この場合、空いた隙間を埋めるために壁を造作したり、フィラー(部材)を施したりします。また、どちら側(左側に寄せる、または右側に寄せる)に寄せるのか、洗面化粧台に干渉してしまうものはないかなどを確認して位置をリフォーム担当者と決めるとよいでしょう。
または、小さいサイズの洗面化粧台を設置して、逆に隙間を増やすという案もあります。最近の市販の収納グッズは様々なサイズがありますので、対応サイズを探すのも簡単です。空いたスペースに市販の収納グッズを購入して置いたほうがピッタリで使いやすかった!というお声をよく聞きます。
ジャストサイズにカスタマイズできる商品を選ぶ
各メーカーの洗面化粧台の品揃えは、大変豊富にあります。ジャストサイズにプラン出来る商品もございますので、ご検討するものよいですね。ただし、設置は若干の余裕がないとできませんので、プランの際は実際の間口より少し小さい洗面化粧台をプランすることになります。
ただし、カスタマイズできる商品は、高価格帯の洗面化粧台だったりするので、予算との兼ね合いも必要です。
洗面化粧台スペースを変更できるか、考える
スペースがある場合、壁を取り除く、洗濯機パンを小さくするなど、現状を変更できるかどうかを考えることもできます。ただし、設備取替工事以外の工事費がかかってしまうのは必然ですので、それを念頭に検討されることになります。
洗面化粧台とキャビネットの組み合わせを検討する
洗面化粧台(本体)とキャビネット(収納スペース)の組み合わせで、最大間口を生かせるようなアイテムがないかを調べてみるのもよいです。洗面周辺の収納スペースをアップしたい場合は、とても有効的なプランになります。
実際の間口126㎝で、TOTO商品をご検討ならば、例えばオクターブで化粧台本体幅100㎝にトールキャビネット幅25㎝を組み合わせすることで合計の幅が125㎝になります。先にお話したように若干の余裕が設置には必要になりますので、1㎝の余分を残すことが不可欠です。
どんな洗面所にしたいのか?でご提案の内容が変わります!
ご提案の仕方は、お客様がどんな洗面所にしたいのか?で内容が変わってきます。ご予算や現場状況、気に入った商品や仕様があるのか、ないのか、でも変わります。
「具体的なことが知りたい!」と思った方は、ぜひ一度現状を拝見させてください。
かもしたのリフォームの営業スタッフがお伺いいたします!