鴨下の歴史

鴨下工業の軌跡は、
小さな奇跡に満ちている

2023年9月に鴨下工業は創業50年を迎えました。50年を人にたとえると、赤ん坊が成人し、社会に出て働き、いろんなことを経験し、少し落ち着いてこれまでの半生を振り返っている頃ではないでしょうか。

会社の寿命について一説では「30年説」と言われ、日本で30年続く会社は全体の数パーセントに過ぎないそうです。そう言われているなかで、これまで50年間続けられてきたことは、ひとつの奇跡と言えるかもしれません。これもひとえに弊社をご愛顧いただく皆様のおかげと、社員一同心より感謝申し上げます。

人生100年時代と言われるようになった今、弊社も会社として100年企業をめざしていきたい。そのためにも、これまでの50年を振り返りながら改めて会社の基礎を確認し、新しい気持ちと確かな技術で、次の50年をめざします。

これまでの50年。
原点はお客様に喜んでいただくこと。

鴨下工業を創業し、会社の礎を築いたのは、社長である鴨下進の父、鴨下恵次(けいじ)。そんな父のもとで働きたいと、進は高校を卒業してすぐに入社。着実に職人としてのキャリアを積み、2017年から社長を引き継いでいます。当時の想いを鴨下はこう語ります。

社長の息子だから…と思われないように、とにかく必死で仕事を覚えました。5年で親方になっていろんな現場を任されるようになると、仕事のやりがいとともに、父のすごさがわかってきました。弊社の特長でもある “自社施工”や“1日リフォーム”、“体験型ショールーム”などはすべて父の考えによるものですが、これらはすべてお客様の満足のため。お客様に喜んでもらう、それこそがこの仕事の原点であり、我々の大きな原動力にもなっています

弊社のお客様には、先代の頃からお世話になっているお客様も多くいらっしゃいます。先代が築いた“お客様との信頼”という財産をより豊かにしていくために、次の50年への一歩を踏み出します。

これからの50年。
AIにはできない心のこもったサービスを。

自動車は自分で運転しなくても目的地へ到着し、人里離れた山の中にもドローンで荷物が届く。これからの50年、AI技術で暮らしがますます便利になるいっぽうで、AIに奪われてしまう仕事もさらに増えることでしょう。それでも、我々の仕事の基本は人と人。お客様のご要望に寄り添い、AIにはできない心のこもったサービスをめざしてまいります。そのためにも、鴨下が力を入れているのが職人の育成です。

弊社では“自社施工”や“1日リフォーム”を実現するため、職人の1人ひとりが配管から大工工事までこなす“多能工”の職人を育てています。実は私の長男と次男も、うちの社員として働いているんです。しっかりとした技術を身に付けて、お客様に喜んでもらえる、信頼される職人になってほしいですね

社長の鴨下は今でも家族で旅行に行くほど家族仲がいい。そんな社長が醸し出すアットホームな雰囲気がそのまま会社の魅力になっていると言えます。

そして、コロナ禍を経験したことで、鴨下はホームページの重要さに気づいたと言います。

次の50年に向けて、もっとネットを活用して情報を発信していこうと、会社のホームページもリニューアルしたところなんです。ちょうど“50周年の大感謝キャンペーン”をおこなっていますので、ぜひご覧になってみてください。

ネット上に無数にあるサイトの中から弊社を選んで見ていただく。また、数あるリフォーム会社の中から弊社を選んでご依頼をいただく。こうした“出会い”も小さな奇跡の上に成り立っています。
私たちはこれからも、お客様との出会いに感謝しながら、100年続く会社をめざしてまいります。