TOTO ユニットバス 浴槽の形
TOTOのユニットバスには、様々なシリーズがあるので、浴槽の形もいろいろご用意があります。サイズによっては、選べない浴槽もあるので注意が必要です。
- シンラは、ファーストクラス浴槽
- サザナは、ゆるリラ浴槽・ラウンド浴槽・クレイドル浴槽・スクエア浴槽・ワイド浴槽・スーパーワイド浴槽
- WYシリーズとWTシリーズは、ゆるリラ浴槽・ラウンド浴槽・クレイドル浴槽・ワイド浴槽
- WBシリーズは、新まゆ形浴槽
浴槽を選ぶ時、ご家族のお一人お一人のお好みによって意見が違ってくるので、実際にショールーム展示品や図面などで確認されるとよいでしょう。
まずは、大きさを確認しよう!
見た目(外寸)は、同じなのに、実際に入ってみると意外と小さかったり、大きかったりすることがあります。そして何よりも、“浴槽に入って、足が伸ばせるかどうか”をポイントに考えるお客様が多くいらっしゃいます。特に背の高い方は、足も長いので、浴槽に入った時に足をどの位伸ばせるか、逆にかがめなければならないか、を確認されたりします。
例えば、ステップ付きの浴槽は、半身浴を楽しむ方にはうれしい機能ですが、背の高い方には邪魔に思えたり、ステップに足を乗せないと足が十分に伸ばせられません。そのため、「ステップなしの浴槽はないの?」とよくご質問をいただきます。
ステップなしの浴槽というと、TOTOユニットバスでは、「クレイドル浴槽」をご紹介することが多いです。
ただし、ユニットバスのサイズによっては、クレイドル浴槽以外の浴槽でもステップなしのご対応はございますので、詳しくは浴槽の長辺(140㎝なのか、130㎝なのか、がバリエーション境目です!)のご確認をおすすめします。
または、「シンラ」のファーストクラス浴槽のストレートをお選びいただくことで、ステップなしにできる場合もございます。しかし、そのためには、ユニットバスのシリーズを「シンラ」にしなければなりません。※ファーストクラス浴槽はシンラシリーズだけの浴槽です。
クレイドル浴槽の形
クレイドル浴槽は、赤ちゃんのゆりかごをイメージに作られているので、全身を包み込むような入浴感が味わえる形になっています。
握りやすい多角形の浴槽のフチ
クレイドル浴槽の内寸
浴槽の内寸の違いによって、入り心地は変わってきます。ステップなしの浴槽をご希望の場合、どのくらい足が伸ばせるかを実際確かめるのも良い方法ですが、カタログ上の数字からも予測はできます。
下記の表にクレイドル浴槽の寸法があります。
A(ピンクの印)の浴室サイズは、1100mmから1600mmまでのバリエーションがあります。
B1(水色の印)は、浴槽の開口部・長辺です。
C(黄色の印)は、浴槽の底にあたる部分の長辺です。
この数字から、1616サイズと1418サイズの「C」の差があまりないことに気づきます。Aは、200mm(20cm)も違うのに、Cは20mm(2cm)しか、変わりません。どうしたことでしょう?
これは、背中にあたる部分の傾斜が緩やかになるか、ならない(=傾斜が少ない)か、の違いなのです。
ですので、実際に浴槽に入ってみると、1616サイズと1418サイズでは、あまり入り心地は変わりません。傾斜の分、1616サイズの方がお湯の量が多くなるということになります。
ステップなしの浴槽を希望するなら…
クレイドル浴槽のご検討をお勧めします!
実物がご覧になりたい方は、かもしたのショールームに1616サイズの展示がございますので、ぜひいらしてくださいね!