水回りのリフォームをする前に！ステップとチェックポイントご紹介

2023年9月8日2024年9月11日

Step1　リフォームしたい目的は何ですか？

“リフォーム”と一言でいっても、内容にかなり幅があるものです。器具交換（設備の一部だけを交換する工事）なのか、本体ごとの交換や内装・間取り変更なども行う工事なのかで、工事の内容の規模が違ってきます。その判断は、その設備の使用年数がどのくらいなのか、家族構成の変化はあるのか、お客様の今後の生活をどうイメージされるか、などで決まります。

ですので、何をどう変えたいのかを書き出して、おウチの不満点を整理するとよいでしょう。リフォーム計画をする際に、「6W2H」を考えると分かりやすいです。

水まわりのリフォームの6W2Hとは？

ビジネスでよく使われる英単語の8つの疑問詞の頭文字を用いて、物事の解決のヒントを見つけたり、新しいことを発見するための手法です。

Who→誰が（どなたがご使用されるのか）
Where→どこを（リフォームをしたい箇所はどこか）
Why→なぜ（リフォームをする狙いは？）
How→どのように（どんな風に仕上げたいか）
What→なにで（どんな設備や部材でリフォームをしたいか）
How much→いくらで（費用はどのくらいで考えているか）
When→いつ（いつ頃工事を行いたいか）
Whom→誰に（どこに工事を発注するか）

この全部が見いだせなくても、ご家族で意見をまとめる機会を設けて確認作業をすることで、リフォームしたい目的が見えてきます。スムーズに進行するためにもぜひ試してみてはいかがでしょうか。

Step2　希望のリフォームのイメージを固めよう

目的が見えたら、具体的な内容のイメージが掴めるよう情報収集をしましょう。インターネットで検索したり、ショールームに足を運んで商品を見てみるのも良いでしょう。

商品を検討するにあたり、漠然とした内容ではイメージがつきにくくなってしまいます。例えば、「お風呂のリフォームをしたい！」と思ったら、現在使用中のお風呂はどんなものなのかを把握する必要があります。その上で、施工可能な新しい設備を選定していくことになります。

水まわり設備取替の場合の、ポイントは下記の通りです。今、お使いの設備をご覧になり、チェックしてみてください。

【浴室】バスルームの場合

在来浴室

ユニットバス

【台所】システムキッチンの場合

【洗面所】洗面化粧台の場合

【トイレ】便器取替・ウォシュレット設置の場合

Step3　プランを検討しましょう

最終的には、メーカーの見積り（定価のプラン）、リフォーム会社の見積り（工事費込みの代金）を検討し、判断をされるのはお客様自身になります。どんなプランが希望なのか、そのプランがちゃんと我が家に設置できるのか、など気になることが沢山あって何から手をつけて行けばよいのか分からなくなってしまう頃でもあります。

そういう時にリフォーム会社を利用して、現場を見てもらうこと（現地調査）を依頼して状況を見極めると分かりやすくなります。

どんなに希望の商品が見つかっても、現場に施工できるかどうかを判断してもらわないことにはリフォームにつながりません。商品代に工事代がプラスされた金額（お客様がお支払いする金額）を算出してもらい、“お見積書”として書面で確認することが大切です。

この時、1社だけでなく、複数社依頼することが当たり前の世の中になっています。各社の見積りを見比べて、我が家と相性のよい業者を選びたいものです。金額だけでなく、目的にあったリフォーム会社を選ぶことも重要です。リフォーム会社にも得意分野があるので、各社のホームページなどの施工事例などもチェックして、似た工事が行われているかを調べてみるのもよいでしょう。