TOTOと言えばウォシュレット
温水洗浄便座で一番よく知られている「ウォシュレット®」というワードは、TOTOで発売している温水洗浄便座の商品名のことです。ちなみに「シャワートイレ」はINAX(LIXIL)の登録商標です。
このウォシュレットの中でも、「アプリコット」というシートタイプのシリーズがTOTOにあります。アプリコットシリーズは、洗浄するときにお湯を沸かす“瞬間式”タイプのウォシュレットで、さらにTOTO独自の「きれい除菌水」機能が入ったシリーズになります。
「アプリコット」がさらに進化
今までのアプリコットも十分な機能が備わっていますが、2023年8月1日発売の「新・ウォシュレット」は、凹凸や隙間を極力なくし、さらに薄く滑らかなシルエットに進化させた高級感あるフルカバーデザインで、掃除がしやすくスッキリとしたフォルムです。
では、どんな風に進化したのかを詳しくご説明しましょう。
フルカバーデザインで薄型化
便座と美しく一体化し、柔らかな曲線美を描くフルカバーのフタ。凹凸をなくしたデザインは、お掃除のしやすさにも配慮しています。
そして、便座の厚さも、現行品より15mm薄くなり、デザイン性が向上しました。
よりお掃除がしやすく
汚れやホコリがたまりにくいデザインを採用。サッとひとふきするだけの手間いらずな設計になっています。
「便座きれい」は便座裏の先まで自動除菌!
“便座きれい”とは、トイレ使用後に「きれい除菌水」を便座裏の先端部分まで自動でふきかける機能です。普段見えず、汚れに気づきにくい便座裏のきれいを長持ちします。こちらは、F4系ウォシュレットに搭載されている新機能です。
ウォシュレットの個別機能の違いでグレードを選択
ウォシュレットには、共通機能(シリーズごとに備わっている基本的な機能)の他に、個別機能(グレードごとに備わっている機能)があり、お客様の使い勝手や欲しい機能をお選びいただくことで、グレードが変わってきます。個別機能が多く備わっているグレードになればなるほど、定価(本体標準価格)もアップすることになります。
ですから、「この機能は欲しい、でもあの機能は要らない」といった選別が、お使いになる側で必要です。
TOTOウォシュレット シリーズの「F4」について
ウォシュレットのシリーズを大きく分けると、瞬間式の「アプリコット」と、貯湯式の「S」「SB」になります。
瞬間式のアプリコットには、F1~F4までのグレードがあり、(数字の後ろにAが入っている商品は、オート便器洗浄付)F1・F1A・F2・F2A・F3・F3A・F4・F4Aに分かれています。
今までの最上位モデルは、「F3」系でしたが、今回「F4」系が加わり、「F4」系が最上位モデルとなりました。TOTOウォシュレットをお求めになる場合は、このグレードの違いに注意しましょう。
リモコンの形もスッキリとしてコンパクトに
アプリコットシリーズは、リモコンで操作をします。使用頻度の高いボタンを使いやすく配置し、大きさを整理した新しいデザインのリモコンは、コンパクトでスッキリとした外観でより使いやすくなりました。
旧リモコンを設置する場合、3ヶ所ビス留めしてソケットを固定しておりましたが、新リモコンでは、ビス留めが2ヶ所になりました。
便器と組み合わせた時の調和
今回の新しいウォシュレットは、まろやかなディテールとスリムボディの融合で、シンプルながらリッチな表情になりました。繊細な丸みを描いた便ふたは、側面から見るとスリムな形状です。やさしさとシャープさを両立したこのデザインは、ピュアレストEXとの組み合わせがおすすめです。
ウォシュレットやトイレのご相談は、ぜひ、かもしたのリフォームへお問合せ下さい!!